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梅雨明けに必見! 衣類のカビ防止と対策方法

梅雨が明けると、蒸し暑い夏がやってきます。
この季節になると、長い間収納していた衣類を取り出してみるとカビが生えていることに気づくことがあります。特に湿度の高い日本の夏は、衣類のカビ問題が深刻です。カビが生えると、見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。また、大切な衣類がダメージを受けてしまうのは避けたいところです。
この記事では、家庭で手軽にできる衣類のカビ防止と対策方法を紹介します。忙しい主婦でも簡単に取り入れられる実践的なアドバイスを提供し、衣類を長持ちさせるためのポイントを解説します。これからご紹介する方法を取り入れて、カビから衣類を守り、美しい状態を保ちましょう。

目次

1.カビの原因と予防の基本知識

カビは湿気の多い環境や換気が不十分な場所で発生しやすいです。特に、日本の梅雨時期から夏にかけては湿度が高く、カビの発生が促進されます。カビの原因となる要素には、以下のようなものがあります

湿度:湿度が高いとカビの発生リスクが高まります。湿度が60%以上になると、カビが活発に繁殖します。
温度:カビは20〜30℃の温度で特に繁殖しやすいです。
通気性の不足:風通しが悪い場所では湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。
汚れやホコリ:汚れやホコリがカビの栄養源になることがあります。

カビの種類

衣類に付くカビにはいくつかの種類があります。特に一般的なものとしては、黒カビと白カビが挙げられます。

黒カビ:湿度が高く、汚れた環境で繁殖しやすい。黒い斑点状のシミとして現れ、取り除くのが難しいことがあります。
白カビ:比較的低い温度でも発生しやすく、白い粉のような見た目をしています。洗濯で比較的簡単に除去できます。
その他:赤カビ・青カビなどもあります。これらも斑点状のシミとして現れ、取り除くのが難しいことがあります。

カビが発生しやすいシーズン

カビは湿度が高い時期に発生しやすく、日本では特に梅雨(6月から7月)と夏(7月から9月)に多く見られます。この時期には湿度が高く、気温もカビが繁殖しやすい範囲にあります。
カビの健康への影響も無視できません。カビの胞子はアレルギーや呼吸器疾患の原因となることがあります。また、カビが衣類に生えると、その衣類が使えなくなってしまうこともあります。これらのリスクを避けるために、日常的なケアが重要です。

2.家庭でできるカビ防止対策

家庭でできるカビ防止対策は多岐にわたります。ここでは、具体的な方法をいくつか紹介します。

洗濯方法の工夫

しっかりと乾燥させる:洗濯後は必ずしっかりと乾燥させましょう。特に厚手の衣類は内部まで完全に乾くように注意が必要です。天日干しが理想的ですが、難しい場合は乾燥機を活用するのも効果的です。乾燥機を使用する際は、衣類が完全に乾くまでしっかりと乾燥させることが大切です。湿気が残るとカビの原因となります

防カビ効果のある洗剤の使用:市販されている防カビ効果のある洗剤を使用することで、カビの発生を予防できます。抗菌効果のある洗剤を選ぶと良いでしょう。特に、湿気の多い季節には防カビ効果のある洗剤を積極的に使用することで、カビの発生リスクを低減させることができます。

収納の工夫・対策

通気性の良い収納:衣類を収納する際は、通気性の良い場所を選びましょう。クローゼットの中に防湿シートを敷いたり、定期的に扉を開けて換気することが大切です。クローゼットの中に防湿シートを敷くことで、湿気を抑え、カビの発生を防ぐことができます。また、クローゼットの扉を定期的に開けて換気を行い、湿気がこもらないようにしましょう。

衣類の間隔を空けて収納:衣類同士が密着しないように、少し間隔を空けて収納すると通気性が確保されます。また、詰め込みすぎないように注意しましょう。衣類を詰め込みすぎると、通気性が悪くなり、カビの発生リスクが高まります。適度に間隔を空けて収納することで、通気性を確保し、カビの発生を防ぐことができます

防湿剤や防カビシートの活用:防湿剤や防カビシートをクローゼットや収納ボックスに入れることで、湿気を抑え、カビの発生を防ぐことができます。これらのアイテムは、手軽に使用できる上に効果的です。定期的に取り替えることで、長期間にわたってカビ対策を続けることができます。

日常のケア方法

定期的なクローゼットの換気:クローゼットの扉を定期的に開けて換気を行い、湿気を逃がすことが重要です。特に湿度の高い季節は頻繁に行うと良いでしょう。クローゼット内の湿気を逃がすことで、カビの発生を防ぐことができます

衣類のローテーションと日光消毒:定期的に衣類を取り出してローテーションさせることで、湿気がこもらないようにします。また、日光に当てて消毒することも効果的です。衣類を日光に当てることで、カビの発生を抑え、衣類を清潔に保つことができます。

3.カビが生えてしまった場合の対処法

カビが生えてしまった場合の対処法について説明します。

自宅でできる簡単なカビ取り方法

酸素系漂白剤や重曹を使った方法:衣類に生えたカビを除去するには、酸素系漂白剤や重曹を使用する方法があります。これらのアイテムを使って、カビを効果的に取り除く手順を紹介します。酸素系漂白剤を使用する際は、衣類の色落ちに注意しながら、適切な濃度で使用しましょう。重曹を使う場合は、重曹を溶かした水に衣類を浸けて、カビを除去することができます

自宅で行なっても良い衣類の選定

自宅でのカビ取りができる衣類として、以下のようなものが挙げられます:

  • 綿やポリエステルなど、色落ちしにくい素材の衣類
  • 洗濯表示に漂白剤の使用が可能と記載されている衣類
  • 高価なブランド品やデリケートな素材の衣類は専門のクリーニング店に依頼することを推奨

酸素系漂白剤(ワイドハイター等)または重曹のカビ取り手順

  1. 酸素系漂白剤または重曹を少量の常温又はぬるま湯に溶かします。水に対して1%を使用します。
  2. 1時間放置します。
  3. カビの状態を確認し、薄くなっている場合は再度繰り返します。
  4. つけ置きが終わったら、いつも通りお洗濯してください。
    *色物に部分的に漂白剤を使うと、使った部分だけ色が変わってきてしまうことがあるので注意してください。
  5. カビが残っている場合はクリーニング店への相談をおすすめします。

4.クリーニング店に依頼する場合のポイント

クリーニング店の選び方:
カビが深刻な場合は、クリーニング店に依頼するのが安心です。クリーニング店を選ぶポイントとしては染み抜きの技術があるお店になります。特にカビのような除去が難しいものに対しては1点1点しっかり染み抜きを対応してくれるお店が良いでしょう。お店のスタッフの方へ染み抜きをどのように行なっているのか聞いてみると良いかもしれません。

<まとめ>

この記事では、梅雨明けの蒸し暑い季節に特に注意が必要な衣類のカビ防止と対策方法について詳しく紹介しました。家庭で手軽に実践できる方法から、カビが発生してしまった場合の対処法までを紹介しましたが、多くのクリーニング店では保管のサービスを行なっていますので、そちらの利用もぜひご検討ください。

GiVuでは最大12ヶ月間の保管サービスを実施しておりますので、こちらもご検討いただけると幸いです。 毎日のちょっとしたケアで、大切な衣類を長持ちさせましょう。

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